甲斐野央（かいのひろし）投手は、ドラフトNo.1の呼び声も高い、MAX159kmの速球を誇るピッチャー。

今回は甲斐野央投手のドラフト評価や巨人の評価、出身中学や高校、お兄さんや球速・球種をまとめたいと思います。

甲斐野央投手の豪快かつ繊細なピッチング動画もあります！大阪桐蔭の根尾・藤原選手との対決ですよ。

甲斐野央プロフィール。兄は何人？

東都大学野球秋季1部リーグ
第1週2回戦
立正大2-3x東洋大

「観客！！観客少ないで！！」

と少ない観客を煽る甲斐野央さま。
めっちゃ魅力的な選手がいっぱいの、東洋大の試合を見に、皆さま是非神宮へ！ pic.twitter.com/Drt1bS0hp6

— ┌| ∵|┘PH (@PH_phBB) September 5, 2018

父・兄の影響でなんと3歳から野球を始めたという甲斐野央投手。

甲斐野央投手には、9歳上と7歳上のお兄さんがいて、お父さんの有生さんは少年野球のコーチをしていたそうです。

兄2人もそしてお父さんも野球をしていたなら、甲斐野央投手が野球を始めるのは必然だったと言えますね。

桜丘小3年生の時に軟式野球チーム・黒田庄少年野球団に入団し、見事、東播地区優勝という成績も残していますね！

憧れの選手はヤンキースの田中将大選手だそうです。

 

試合では、

「観客！！観客少ないで！！」

と少ない観客を煽ったり、ムードメーカー的な存在もあるのでしょうか！？笑

両親は現在も兵庫に住んでいるため、父・有生さんは毎試合インターネット中継で試合を観戦しているのだとか。

LINEに「甲斐野家」という家族グループがあって、毎試合、父から感想が送られてくるそうです。

家族が一丸となって応援していて、なんだかほっこりしますね！

 

甲斐野央のドラフト評価は？巨人も狙っている？

ドラフト指名上位は間違いないと噂されている甲斐野央投手。

プロ野球の全12球団からMLBのスカウトまでもが注目していると言われています。

■アメリカメジャーリーグ・フィリーズ大慈弥スカウト
「下半身の使い方がいい。体重移動がうまく、指にボールがかかっている」

■楽天・沖原佳典スカウト
「大学生では本格派の甲斐野央、梅津晃大（ともに東洋大）、変化球とキレのいい中村（亜細亜大）が楽しみです」

■DeNA・武居邦生スカウト
「スピードもあって、フォークも腕を振れる。大学でこういう投手はいない」

■広島・苑田スカウト統括部長
「フォークがいいし、150キロ台の真っすぐもいい」

など、各球団から高い評価を得ています。

メジャーからも評価されていると、またいきなり日本のプロ野球を飛び越えてメジャーに行く選手が出るか個人的には心配になります（本人がよければそれが一番いいのですが、ちょっとは日本での活躍も見たい！）

特に巨人は、去年から

「球に力がある。来年が楽しみ」

「来年間違いなく候補に入る」

等、熱い視線を送っていました！

さらに今年の巨人は

「1位候補。重複する可能性もある」

とコメントを残しています。

このコメントに、ネットでも巨人が甲斐野央投手が1位候補！？という予想も。

【2018年「プロ野球 ドラフト会議」・1位指名選手予想（8/31）】

☆広：小園海斗
☆西：渡邉勇太朗
☆ヤ：辰己涼介
☆ソ：甲斐野央
☆巨：甲斐野央
☆日：根尾昂
☆神：上茶谷大河
☆ロ：藤原恭大
☆Ｄ：松本航
☆オ：齋藤友貴哉
☆中：根尾昂
☆楽：吉田輝星 pic.twitter.com/sp6uSwvty5

— 投入 (@tounyu_worst1) 2018年8月31日

甲斐野央投手はおそらく1巡目に指名されるだろうと管理人も予想しています。

果たして実際に巨人が甲斐野央投手を獲得するのかでしょうか！？

運命のドラフト10月25日を待ちたいと思います！

甲斐野央の出身中学や高校は？野球での活躍は？

甲斐野央投手の出身中学は、西脇市立黒田庄中学校。

軟式野球部に所属していて、いわゆる硬式のシニアチームには入っていませんでした。

2018年ドラフトの目玉の一人でもある日本体育大・松本航（まつもとわたる）投手とは県の選抜でのチームメイトです。

写真向かって左側が松本航投手です。

「第29回 ハーレムベースボールウィーク2018」で見事優勝した侍ジャパン大学代表。24日、優勝記者会見が行われ生田勉監督、辰己涼介主将（立命館大）、松本航投手（日本体育大）が登壇。長期海外遠征の成果を語りました。https://t.co/lNDA2BP53J #侍ジャパン pic.twitter.com/oyZbpDFvtQ

— 野球日本代表 侍ジャパン 公式 (@samuraijapan_pr) 2018年7月24日

甲斐野央投手は対戦した中で一番すごいと思った選手に松本航投手を挙げています。

よき仲間でもあり、よきライバルでもあるんですね！

 

そんな甲斐野央投手の出身高校は東洋大姫路高校。

もちろん野球部に入部し、高校1年秋からベンチ入りしました。

バッテイングも得意だったため、1、2年生の頃は背番号3か5を付け、内野手としてクリーンナップも打つこともありました。

なお、背番号が1ケタ台の番号は、初回から試合に出場するレギュラーメンバーだけが背負うことができる背番号です。

 

高校2年の兵庫県予選では、3試合に背番号3で先発し、準優勝に貢献しています。

冬には松本航選手たちとのタイ遠征に参加しています。

 

高校3年の兵庫県大会からはエースに選ばれ、8回6安打9三振無失点の力投を演じ県3位に入賞しました。

3年夏の大会での5回戦・三田松聖戦では4安打10奪三振完投と好投しますが、チームは0対1の完封負けで甲子園出場にはなりませんでした。

 

最速143キロを出し、プロ球団スカウトからも注目されていました甲斐野央投手ですが、プロ志望届を出さず東洋大学へ進学します。

プロ球団からも注目されていたのにもったいない！と少し思ってしまいましたが、大学でさらに実力を付けることを視野に入れての選択だったのでしょうか？

人生で一番悔しかったことに「高校入学時の野球の実力差」を挙げていることから、徹底して実力を付け、満を持してプロ野球に挑む心積もりだったのかもしれません。

今現在はメジャーに行っても通用しそうな159kmのストレートを引っ提げてプロの入口に立っています。

 

甲斐野央の球速、球種やスゴいところは？大学での活躍は？

高校時代からプロに注目されていた甲斐野央投手でしたが、大学では3年の春のシーズンまで0勝という成績が続いていました。

しかし、大学3年の秋のシーズンにようやく初勝利！

ここから甲斐野央投手の実力が発揮されます。

 

救援エースの座をつかみ、3年秋のシーズンを5勝1敗・防御率2.06という好成績で終え、最優秀投手とベストナインをＷ受賞しました。

そしてチームの2季連続の優勝に貢献しています。

このことは甲斐野央投手の人生で一番うれしかった事として挙げているので、よほど嬉しかったのでしょう。

 

大学3年秋のシーズンでは、1試合当たり10.29の三振を奪っています。

2018年には日米大学野球選手権日本代表・ハーレムベースボールウィーク日本代表に選出されています！

 

甲斐野央投手の特徴は最速159キロのストレートはもちろん、変化球も定評があります。

ストレートに至っては、高校時代から18キロもスピードが上がっているんです。

変化球では、130キロ台のフォークボール、120キロ台の縦のスライダー、130キロ台の2シーム、100キロ台のカーブを投げることができ、球種も豊富なところも武器。

さらに球の回転数は2400回転を超えていて、プロ野球の投手で約2200〜2300回転と言われているのでそれを上回っていることになりますね。

これは、やっぱりかなり期待の選手じゃないでしょうか？
 
最後に甲斐野央投手と大阪桐蔭の藤原選手・根尾選手との対戦動画をご覧ください。
 

 
この時の甲斐野央投手は変化球主体の組み立てでしたね。

次の動画はストレートでぐいぐい押すピッチングです。

 
変化球を織り交ぜたうまいピッチングももちろんいいですが、やはり長身から繰り出す力強いストレートは気持ちいいですね！
 

まとめ

現在も最速記録を順調に伸ばしている甲斐野央投手。

大谷翔平投手が記録した、日本プロ野球球界最速の165キロに追い付く・・・

いや、追い越す可能性すら見えてきた気がします。

日本のプロ野球のどこの球団がドラフト指名を獲得するのか楽しみですね！