是枝裕和監督のおすすめ映画作品やドラマまとめ!ネットの反応は?

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是枝裕和(これえだひろかず)監督は、映画「万引き家族」でカンヌ国際映画祭の最高賞パルム・ドールを受賞した監督です。

「万引き家族」はインパクト強めのタイトルの映画なので、気になった方も多いのでは?

 

是枝裕和監督の作品は「万引き家族」以外にもたくさんあるので、是枝監督の手掛けたドラマや映画作品をまとめてみました!

 

是枝裕和監督のドラマ作品

映画ばかりが取り上げられていますが、実は映画以外にもドラマ作品も手掛けている是枝裕和監督です。

 

妖しき文豪怪談 第4回「後の回」

これは日本の名だたる文豪たちの怪談小説を将来有望な映画監督4人がドキュメンタリーパートとしてドラマ化したものです。

「後の日」これは亡くなった息子が夫婦のもとに帰ってくるという不思議な物語を是枝裕和監督独特の描き方で静かで美しい映画だと絶賛されています。

 

ゴーイング マイ ホーム

「ゴーイング マイ ホーム」は、2012年10月~12月にフジテレビ系列で放映されたドラマです。

 

映画ではないのにロッテルダム国際映画祭に正式招待されたドラマという異例の作品です。

ドラマでの招待には、是枝裕和監督が『幻の光』以降ほぼ全ての映画作品でこの映画祭に参加していたことも大きく寄与していると思われます。

 

ドラマのあらすじをWikipediaより引用しますと、

冴えないサラリーマンが、疎遠だった父が倒れたのをきっかけに故郷の長野に帰る。

そこで彼は父が伝説の小さな生き物“クーナ”を探していたことを知る。当初は“クーナ”の存在に疑問を持っていた彼であったが、地元の人々と触れ合ううちに彼の心にも変化が起きる。

というのがドラマの軸。

 

「クーナ」というのは、ホビットと同じような小人という設定で、このドラマのオリジナルの生き物なのですが、このクーナを仲立ちにして、主人公と父親、人と自然が生きることを描いたドラマです。

 

制作は、関西テレビ・テレビマンユニオンの共同制作ですが、テレビマンユニオンは是枝裕和監督が大学卒業後に入社して働いていた会社

古巣の制作会社とタッグを組んでの仕事だったわけですね。

 

そして出演者もそうそうたるメンバーでした。

  • 阿部寛
    山口智子
    宮崎あおい
    西田敏行

また、エンディング曲は槙原敬之など、有名俳優や大御所などがずらりと並んでいるのが凄いですね。

 

大事件も、殺人事件も、大恋愛も大病もなドラマですが、その普通「日常生活」を描くことで目が離せずドラマとは日常生活に起きるものだとしみじみ思わされるドラマです。

是枝裕和監督は日常生活をリアルに描き、それを多くの人に普通の毎日こそドラマが生まれるんだということを教えてくれる作品が多いのかもしれませんね。

 

是枝裕和監督の映画作品

次に、本業としての映画監督作品のご紹介です。

本当にたくさんあるので、有名なところはタイトルを聞いただけでも「お!」と思われる方も多いかと思います。
ではいってみましょう!

 

是枝裕和監督の映画作品
・幻の光(1995年)
・ワンダフルライフ(1999年)
・DISTANCE(2001年)
・花よりもなほ(2006年)
・歩いても 歩いても(2006年)
・大丈夫であるように-Cocco終わらない旅-(2008年)
・空気人間(2009年)
・奇跡(2011年)
・海よりもまだ深く(2016年)
・三度目の殺人(2017年)
・十年 Ten Years Japan(2018年秋公開予定)

この中でおススメの映画トップ3をあげてみます。
 

誰も知らない(2004年)

母が4人の子供達を置いて失踪してしまった後、子供だけで生き抜くという巣鴨子供置き去り事件を題材にしています。

柳楽優弥が2004年の第57回カンヌ国政映画祭で、史上最年少、日本人初の主演最優秀男優賞を受賞したとても話題性のあった作品ですね。
 

そして父になる(2013年)

最近でもニュースに取り上げられた事もありますが「生まれた病院で赤ちゃんを取り違える」という事件を題材にした作品です。

同じ病院、同じ年、同じ性別で全く違った環境で育った本当の子供が選ぶ将来とは。

親の気持ちや子供自身の気持ち、揺れ動く葛藤がリアルに描かれ涙が自然に出てくる心打たれる作品です。
 

海街diary(2015年)

漫画家・吉田秋生のベストセラーコミックを実写映画化した作品です。

 

鎌倉、湘南を舞台に3姉妹が暮らすところへ15年前に家を出て行った父親の吉報が届き、その父親の娘=異母妹を迎えいれることになり、4姉妹となります。

4人で共同生活を送る中、色んな出来事を経験し乗り越え家族の絆を深めていくというストーリーです。

4姉妹キャストがあまりにも豪華でそれも話題になりましたね。

長女:綾瀬はるか
次女:長澤まさみ
三女:夏帆
異母妹の四女:広瀬すず

第68回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品。

第39回日本アカデミー賞で最優秀作品賞と、最優秀監督賞などの4冠受賞作品です。

賞をいろいろもらったことはもちろんすごいのですが、どうしても出演者の方に目が行ってしまいますね!

そういう意味でもとてもお得な映画のような気がします。

 


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是枝裕和監督に関するネットの反応は?

タイトルの「万引き家族」があまりにも強烈なために

「万引きを美化するな」
「万引きされた店の気持ちはどうなる」

などと批判的な意見もチラホラあります。

しかし、是枝裕和監督自身は

「この映画は、万引きする人たちのお話しであると同時に万引きされた人たちの物語でもあるという二重の意味を込めたタイトルで、そこは映画を観て頂くとご理解できるのでは」

と述べています。

構想から実際に撮りはじめるまでにタイトルにものすごく考える時間を要したことが分かりますね。

 

それでは、「万引き家族」やその他の是枝監督作品に関するネットの意見をご覧ください。

“役者のイメージを変える天才”

“あの方も絶賛”

“わしが広瀬すずを育てた”

“真正面から向き合って映画にする”

他にもたくさんの意見がネット上にあふれています。

これだけの意見を引き出せるのが是枝監督の映画の力なんだなと改めて感じました。
 

まとめ

「万引き家族」後の次回作も注目されている是枝監督。

創作意欲に衰えは全く見られませんので、最新作にも期待していいのではないでしょうか?

フランスとの合作映画になるらしいですが、脚本で是枝監督らしさが前回なら、キャストが日本人でもフランス人でも大丈夫!のはず…(ちょっと不安w)。

いずれにせよまだまだわれわれを楽しませてくれることに間違いはないでしょう。


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