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石岡一高野球部甲子園メンバーの出身中学と部員数!監督や岩本ら注目選手も!


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いよいよ2019年3月23日(土)に選抜高校野球が開幕!

選抜高校野球では、21世紀枠として3校が出場します。そのうちの1校が石岡第一高校(石岡一高)。

農業高校ならではの学業と野球の両立をしていて、近年では着実に力を付けてきています。

今回は石岡第一高校の下記について紹介します。

石岡第一高校はどんな高校?
石岡一高野球部2019のメンバーと出身中学一覧。特徴や部員数は?
石岡一高野球部の監督は?
石岡一高野球部の評判や注目選手!

ぜひ最後までお付き合いください。

石岡第一高校(石岡一高)はどんな高校?

石岡第一高校は、1910年(明治43年)に「新治郡立農学校」として開校。現在の学校名からは想像しにくいですが、農学校が母体となっています。現在は、1000人もの生徒が在籍。

全日制と定時制があります。
全日制:園芸科、造園科、普通科
定時制:普通科

各学科の偏差値はというと・・・
学科:普通科(51)/ 園芸科(40)/ 造園科(40)

決して偏差値が高い高校ではないですが、地域密着型の教育に力を入れています。多くの卒業生が卒業後も地元・石岡市の農業を支えているそうです。

野球部の他には、バドミントン部やウエイトリフティング部が毎年、全国大会に出場するほど、茨城県の強豪として有名なんですよ。

園芸科、造園科がある高校だけあって、農業鑑定競技会に園芸と造園で毎年参加しています。フラワーデザインコンテストの全国大会にも出場しました。

野球部はこれまで、春夏通じて甲子園出場の経験がないため、地元全体で選抜高校野球での活躍を期待しています。

2018年夏の甲子園では、同じく農業高校である金足農が旋風を巻き起こしましたが、石岡一高はどうなるか?注目ですね。

石岡一高野球部2019のメンバーと出身中学一覧。特徴や部員数は?

石岡一高野球部のメンバー

石岡一高校野球部2019のメンバーと出身中学を一覧にまとめてみましたので、紹介します。

選手全員が茨城県出身。部員数は、49人(うち女子マネジャー3人)。野球部の選手41%が農業系学科に在籍しています。

石岡一高野球部のエース・岩本大地選手も造園科に在籍。「昔から木とか枝を切って遊んでいたので、興味があった」そう。すでに造園技能検定3級を取得しています。

農業系学科に在籍していると、放課後の課外授業や農場での実習が多いそう。夏休み中にも授業の一環として農場実習があるそうです。課外授業や実習によって授業終了時間がそれぞれ異なるため、全体練習ができないのが悩みだとか。

公立高校なので、グラウンド環境も恵まれているとは言い難いですが、短時間で効率的な練習ができるよう、日々工夫を凝らしているそうです。

農業高校なので部活動よりも実習を優先させないといけないという事情がありながら、選抜高校野球に出場を果たしたとは・・・一体どのような練習をしているのか気になりますよね?


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石岡一高野球部の練習

基本練習が9割以上
石岡一高野球部の練習は、ダッシュやスイングなどの基本練習が中心。主将の酒井淳志選手曰く、「手押し車、ランジなどのトレーニング系はきついです。これで体幹を強化します。そしてバック走などダッシュ系をこなすことで馬力を強化し、インターや股関節などのストレッチ系をこなすことで可動域、柔軟性強化を行います」とのこと。

農業高校ならではの授業カリキュラムの関係上、全体練習ができないとなると、体作りをメインにした練習になるのは、仕方ないですね。

置かれている環境を嘆くのではなく、置かれている環境の下、どうやって練習するかを考えるというのは、野球以外でも大事なこと。その結果、選抜高校野球に出場できるわけですから、きっと学業にも野球にも真摯な選手が多いのでしょう。

石岡一高野球部の監督は?

近年、着実に力を付けてきている石岡一高野球部。そんな石岡一高野球部の監督を紹介します。

監督は、川井政平監督です。

川井政平監督のプロフィール

名前:川井政平(かわいしょうへい)
生年月日:1974年11月8日
出身:茨城県石岡市
出身校:竜ヶ崎一高校・國學院大学卒業

選手時代情報
ポジション:内野手(遊撃手)

川井政平監督は、茨城県の竜ヶ崎一高校出身。2年生と3年生のときに、甲子園出場経験があります。

2年生のときは、2番打者として出場。3年生のときは、主将を務めていましたが、出場機会はありませんでした。

大学は、國學院大学へ進学。大学卒業後は、プロや社会人野球の道には進まずに、指導者の道に進みました。大学卒業してから2年後の1999年、波崎柳川高校の監督に就任。2005年夏の茨城県大会では決勝進出を果たしました。

2009年に石岡一高野球部の監督に就任。2016年春の茨城県大会では準優勝を果たし、初の関東大会に出場。2017年春も関東大会に出場し、2年連続の出場となりました。

2019年のメンバーは、新チームとして始動してすぐに大躍進を遂げています。2018年秋の茨城県大会では、甲子園出場経験がある明秀日立高や土浦日大と対戦し、見事勝利!この大会では、ベスト4まで勝ち上がりました!

選抜高校野球では、川井政平監督の采配の下、石岡第一高校がどこまで勝ち上がるのか期待されます。

石岡一高野球部の評判や注目選手!

石岡一高野球部の評判

3月23日(土)から選抜高校野球が開幕します!春夏通じて初出場の石岡第一高校野球部。評判がどうなのか気になりますよね。

やはり、近年着実に力を付けてきているのが評価されているようです。

先述の通り、2016年と2017年の2年連続で関東大会に出場、2018年秋の茨城県大会で明秀日立高や土浦日大に勝利したのが、高評価!

選考会では、地域の人口減少で部員数が少ないながらも、栃木県大会でベスト8にまで勝ち進んだ今市工業高校と石岡第一高校が候補に挙がっていたそうです。

最終的に石岡第一高校が選ばれたのは、農業高校ならではの授業カリキュラムがある中で、茨城県大会ベスト4まで勝ち進んだ点が決定打となりました。

近年でこれだけ躍進を遂げるのは珍しいですよね。春夏通じて初出場なのでとにかく試合を楽しんでほしいのが大前提ですが、上位に勝ち上がってほしいと期待せずにはいられません。

石岡一高野球部の注目選手

【岩本大地選手 右/ 投手 2年(新3年) 茨城・石岡八郷中】

チームのエース。プロ野球のスカウトマンからも注目されているようです。

投げられる球種は、ストレート、スライダー、カーブ、チェンジアップ、スプリットの5種類。ストレートの自己最高球速は147キロ。すでにこれだけの球種を持っていますが、今後の成長次第では、より一層球種が増えるはず。プロ野球のスカウトマンが注目するのも納得ですよね。

ストレートは、北海道日本ハムファイターズの吉田輝星選手のフォームを参考にして練習したそうです。

スライダーとチェンジアップを交えながらアウトを取っていくのが岩本大地選手の基本的なピッチングスタイル。

中学時代は、軟式野球の全国大会でベスト4まで勝ち進んだ実績があります。高校進学時は、中学時代の実績が評価され数多くの強豪校からスカウトがあったそうです。

そのような中、石岡第一高校を選んだのは、「同じ学校の先輩でもある川井監督の下で野球をやりたい」から。

制球力が課題と言われていますが、それを克服するべく足腰のトレーニングを強化!選抜高校野球では、チームを引っ張るピッチングが期待されます。

【武田翼選手 右/左 外野手 2年(新3年) 茨城 小美玉美野里中】
1年の夏からすでにベンチ入りを果たした選手。主将の酒井淳志選手曰く、「勝負所で持ち味のバッティングを決めてくれると思います」と、打撃力が評価されています。

おそらく選抜高校野球では、岩本大地選手を援護するような打撃力を発揮してくれるでしょう。

まとめ

今回は、石岡第一高校の特徴、野球部のメンバー、部員数、監督、評判、注目選手について紹介しました。

茨城県の強豪校となると、明秀日立、土浦日大と言われがちですが、石岡第一高校も近年、着実に力を付けてきています。

岩本大地選手のようにプロ野球のスカウトマンから注目されるような選手もいるので、選抜高校野球での戦いぶりが期待されます。

ぜひ石岡第一高校にも注目してみましょう!


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