履正社野球部2019メンバーの出身中学と監督!田淵以外の注目選手は?

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高校野球で大阪の強豪校として知られる履正社野球部。

2019年3月23日(土)に開幕する選抜高校野球では、2年ぶり8回目の出場となります。履正社野球部は入部条件が厳しいことでも有名なので、入部できた選手は優秀な選手ばかり。

今回は履正社野球部の下記について紹介します。

履正社野球部2019ベンチ入りメンバー出身中学一覧。部員数入部条件は?
履正社野球部2019の監督は?
履正社野球部2019の評判注目選手は?

ぜひ最後までお付き合いください。

履正社野球部2019のメンバーと出身中学一覧。部員数や入部条件は?

履正社高校2019のメンバーと出身中学を一覧にまとめてみましたので、紹介します。

履正社野球部メンバー2019春出身中学

関西圏出身の選手を中心に構成されている履正社野球部。現在の部員数は1、2年生を合わせて58人。

上記の表をもとに2019年のメンバーを出身地別に紹介すると、下記の通りです。
大阪府:9人
兵庫県:7人
奈良県:1人
岡山県:1人

関西圏出身の選手を中心に構成されているのには理由があります。

履正社高校には、遠方の学生が利用できる学生寮がありません。そのため、実家から通学できる選手が多いのです。

毎年、数人ほど関西圏外の選手が在籍していますが、そのような選手は学校近くのアパートに一人暮らししているそうですよ。入学して間もない頃は新しい環境に慣れなければならないだけでなく、練習で疲れて帰宅しても自炊しなければならないので、ストレスで体重が勝手に落ちてしまう選手もいるとか。

履正社野球部は入部条件も非常に厳しいことで有名

中学時代にボーイズチームに所属してプレーしていた優秀な選手を中心に、スポーツ推薦で獲得しているそうです。中学時代に野球部に所属していて、高校は強豪校でプレーしたいために一般入試で入学できても、野球部には入部できないとか。

優秀なだけでは入部できません。他にも条件があります。

入学前に野球部の岡田龍生監督が保護者と面談し、「息子をサポートする環境が整っているか」をチェックしているそうです。場合によっては面談の結果、入部を断ることもあるとか。(岡田龍生監督については、次の項目で紹介します)

大阪の強豪校といえば、履正社と大阪桐蔭とよく言われるのには、このような厳しい入部条件をクリアし、精鋭した選手同士で切磋琢磨して練習を積んでいるからなんですね。「息子をサポートする環境が整っているか」もチェックしているとなると、両親共働き家庭ではサポートが難しそうな気がします。

家族がサポートとなると、まず挙げられるのが食事管理。履正社野球部では入学すると、選手と保護者が栄養に関する座学を受けるのが必須とのこと。それは両親共働き家庭も同じです。

家族も相当な覚悟が必要なのが推察されます。「息子が好きなことを存分にさせてあげたい」という、その一心なのかもしれませんね。選手の保護者にも頭が下がる思いです。

調べたところによると、身長175cm以上ないと入部できないという情報もありました。現在在籍している選手の身長を見ると、身長175cm以下の選手もいるので、必ずしもそれは当てはまらないようです。

履正社野球部2019の監督は?

大阪桐蔭とともに大阪の強豪校である履正社高校野球部。そんな履正社高校野球部の岡田龍生監督について紹介します。

岡田龍生監督のプロフィール

名前:岡田 龍生(おかだたつお)
生年月日:1961年5月18日
出身:大阪府
経歴:東洋大姫路高校→日本体育大学

高校野球強豪校の東洋大姫路高校出身。1年秋からベンチ入りを果たすなど、チームの主力として活躍。2年秋からは主将に就任し、1979年の選抜高校野球ではチームのベスト4に貢献しました。

これだけの実績があると、小学生の頃から野球一筋なのかと思えば、そうではありませんでした。中学時代は、野球部の活動日が少なかったこともあり、バレーボール部との掛け持ちだったそうです。バレーボール部では、キャプテンも務めていたとか。

バレーボールも続けたい気持ちがありましたが、「お前の身長じゃ、高校ではピンチサーバーか、前衛になったら交代させられる選手がせいぜいや」と担任の先生に指摘され、高校からは野球一本にしたそうです。(担任の先生、指摘の仕方がヒドイ・・・)

大学は、日本体育大学に進学し、野球を継続。大学では、教員免許も取得しました。

大学卒業後は、鷺宮製作所でプレー。1984年に選手を引退してすぐに、桜宮高校のコーチに就任。履正社野球部の監督を1986年から務めています。

50~60代くらいの人の場合、学生時代の部活動というとスパルタ方式が慣行されていた時代。岡田龍生監督も就任当初はスパルタ方式でした。このスパルタ方式が原因で、2002年に謹慎処分を受けてしまいます。

謹慎処分をきっかけに、自主性を尊重する新しく指導方法に改善させました。その改善点は、さまざまなところで活かされています。

■現在の指導方法
1.ベンチ入りメンバーを投票で決める
毎年ではないですが、ベンチ入りメンバーを投票で決めます。投票結果を100%反映させるときもあれば、参考程度にとどめるときもあるそうです。チーム戦力が高い年だと、不思議なことに、選手と監督で意見が一致するとのこと。選手起用というのは監督の仕事というイメージを持っていたので、これには驚きです。

2.練習メニューを選手自身が決める
平日の練習時間は16:30から約3時間。学校からシャトルバスで30~40分かかる所にあるグラウンドで練習しています。しかも、シャトルバスは20:30が最終。

それだけでなく、履正社は文武両道を目指している高校なので、朝8:15からの英単語、漢字のミニテストは、野球部員を含む全校生徒が必須となっています。

文武両道となると、自ずと練習時間が限られてしまうため、練習メニューを選手自身が決めているそうです。決まっているのは、投内連係やシートノック、シートバッティングなどの全体練習だけ。

野球に関わらず、社会に出ると誰かに言われないと行動に移さない指示待ち人間が多いと思ったことがありますよね。若いうちに自分がすべきことを認識し、行動に移すという習慣をつけさせるのは、日常生活において大いに役に立つと思います。

3.実戦練習では打者がサインを出す
試合というのは、練習では想定できない状況が起こり得るもの。実戦練習では、予測や状況判断を養うために打者自身がサインを出すそうです。

打撃のときだけ予測や状況判断を養うのではなく、守備や走塁のときも同様とのこと。

こうして見ると、岡田龍生監督の指導方法は、たとえ将来野球とは異なる道に進んだとしても、身につけておいた方が役に立つことばかりです。このような指導のもと練習を積んでいるから、履正社は強豪校なんだなと納得できました。


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履正社野球部2019の評判や注目選手は?

履正社野球部2019 チームの評判は?

2019年3月23日(土)開幕の選抜高校野球に出場する履正社。評判はどうなんでしょうか。

上位打線だけでなく、下位打線も打撃力が優れているので、やはり優勝候補として期待されています。

長年、履正社はバントも交えながら手堅く塁を進めて点をとる戦術なので、そこに打撃力が加われば、良い結果が出ないわけがないですよね。

選抜高校野球でも、日ごろの練習で養っている予測と状況判断が発揮できれば、決勝進出間違いないでしょう。

履正社野球部2019の注目選手!

【野口海音(みのん)選手 右/右 捕手 2年 大阪・松原第四中】

履正社の新主将。二塁送球タイム1.8秒、遠投100mという強肩です。

中学時代は松原ボーイズというチームに所属。中学2年のとき、捕手に転向。転向した翌年にはU-15日本代表にも選出されています。中学3年間の通算本塁打数は45本を記録するほど、打撃力も抜群です。

履正社では、1年夏の大阪大会でメンバー入りを果たすと、秋からはチームの主力としてプレーしています。

転向して5年も経たずしてチームの主力を担っているとは、努力はもちろんのこと、才能もあったということですね。

2018年夏の北大阪大会準決勝・大阪桐蔭戦では逆転負けしてしまいましたが、その翌日に岡田龍生監督から主将を打診されるほど、信頼されています。

【西川黎選手 右/右 内野手 2年 兵庫・神戸大付属中】

内野手兼マネージャー。運動部というと女子マネージャーがいるのをイメージしますよね。履正社には女子マネージャーがいないため、岡田龍生監督が打診した選手がプレーイングマネージャーを務めます。監督と選手のパイプ役だけでなく、来客対応や戸締りまでも担当しているそうです。

試合では2番打者(一塁手)や3番打者(二塁手)を務めていて、上位打線の一翼を担っています。2018年秋の近畿大会では、11打数3安打を記録。打率2割7分というまずまずの結果でした。

履正社はバントも交えて手堅く進塁し、得点を積み重ねていく戦術なので、2番を打つということは、バントが高く評価されているのかもしれませんね。

選手兼マネージャーという二足の草鞋なので、応援したくなる選手です。

まとめ

今回は履正社野球部のメンバー、部員数、入部条件、監督、評判、注目選手を紹介しました。

やはり強豪校というのは、優秀な選手がいるのはもちろんのこと、独自の練習法が確立していますね。

選抜高校野球では、星稜高校とともに優勝候補として挙げている野球ファンが多い理由がわかりました。

野球ファンの予想通り、履正社が優勝できるか注目してみましょう!


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