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【2018年11月18日7:37更新】
台風27号2018トラジーが2018年11月17日19:00に発生しました!
11月に入って1つ目の台風となりますが、日本への接近・上陸はあるのでしょうか?
台風27号2018トラジーについて、最新の進路予想やアメリカ(米軍基地)・ヨーロッパの台風情報をまとめます!
C O N T E N T S
台風27号2018アメリカ米軍基地の最新進路予想図は?
台風27号2018が発生するまでいくつかの低気圧がありましたが、米軍基地向け情報では91Wと名付けられてい熱帯低気圧が台風27号になりました。
その他にも日本の南側に2つの低気圧があるため、連続して台風が発生する可能性もあります。
米軍からの進路予想図が出されたので掲載します。
台風27号は、西に進み、ベトナム・カンボジア・タイと横断し、タイ湾に抜けていく進路予想が今のところは有力そうです。
さすがにこの台風27号は日本にはやってこなそうですね。
台風27号2018気象庁進路予想図
なお、気象庁の台風情報でも台風27号の進路予想図が出されています。
現在の気象庁予想でも、西にゆっくりと進むという予測になっているため、このままベトナムに接近・上陸する可能性が高そうです。
台風27号2018に関するヨーロッパ情報は?
ヨーロッパ中期予報センターの情報を利用したWindy.comの気圧図になります。
24時間後の台風27号の進路予想が反映されています。
ちょうど画面中央に台風27号が位置するようにしてあります。
台風27号は、南シナ海(フィリピンの西・ベトナムの東)位置していて、これから西に進む予想となっていますが、その進路予想通り、ベトナムに上陸する位置まで進む模様です。
気象庁の進路予想と一致しているので、西に進むのは間違いなさそうではあります。
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11月の台風発生数と上陸数はどうなっている?
11月も中旬を過ぎて台風27号が発生しましたが、例年11月の台風の発生数や上陸数はどうなっているのでしょうか?
気象庁のデータで見てみたいと思います。
まず、1981年~2010年の30年平均である「平年値」を見てみます。
11月は、台風の発生が30年の平均では2.3個。意外に発生しているんですね。
2011年~2017年の7年では、台風の発生数は以下の通りになっていますが、ここ2年の11月は3個台風が発生しており、増加傾向にあると言えそうです。
気になる台風の上陸ですが、1951年以降の統計データでは過去に1回だけ11月に台風が上陸しています。
それは、1990年(平成2年)11月22日に発生した台風22号ペイジです。
このように遅い台風となった原因をWikipediaの記載で見てみたところ、
台風28号のように11月下旬に上陸した台風は前例がなく、観測史上最も遅い上陸となった。
この原因については、1990年の夏は記録的な猛暑で太平洋高気圧の勢力が強く、秋以降になっても高気圧は後退せず、記録的な暖秋となっていた。
また、偏西風の位置が北に押し上げられており、台風は偏西風に流されずに紀伊半島に到達したものと考えられている。
引用:Wikipedia
「暖秋」だったこと、「偏西風の位置」の2つによるものだったようです。
今年も暖秋ではありますが、台風27号の位置的にはあまり日本に上陸するのを心配する必要はないかもしれません。
まとめ
11月も半ばを過ぎてからの台風27号の発生で驚きましたが、例年1個~3個は発生していたのですね。
ただし、日本への上陸は1951年以降は1回しかないということが分かり、勉強になりました。
まだ低気圧が残っているので、台風28号になるかならないか注目はしておきたいと思います。
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