エアコン咳とは?症状や原因を調査!対策や予防法はカンタン!

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2018年は熱中症で救急搬送される人が7万人以上にもなり、統計開始から過去最多と報道がありましたね!

熱中症予防のためにクーラーつけっぱなしが推奨されていますが、

「エアコンを付けると咳が出るような気がする・・・」

「夏場になるとなぜか咳が止まらない・・・」

という心当たりのある方!

・・・もしかしたら、それは「エアコン咳(エアコンせき)」かもしれません。

今回は、エアコン咳とはどんなものか?その症状原因対策予防法をまとめてみたいと思います!

エアコン咳って何?症状や原因は?


エアコン咳とは、エアコンが原因で出る咳のことです。

そのまんまですね。

 

そのエアコン咳と呼ばれる席には2種類の正体があります。

エアコンの風が刺激となって咳が出る「咳喘息

エアコンのカビが原因の「夏型過敏性肺炎

 

咳喘息」の主な症状は、

  • 数週間〜数ヶ月以上続く乾いた咳
  • 夜間や明け方に咳が出やすい
  • ヒューヒュー・ゼーゼーという呼吸音はない

などが挙げられます。

 

夏型過敏性肺炎」の主な症状は、

  • 乾いた咳
  • 息切れ
  • 発熱

などがありますね」。

 

ここまで読んで、あ!となった人、多いんじゃないでしょうか。

一見夏風邪かな?夏風邪って長引くしこんなもんか・・・と思ってしまいそうですが、もしかしたらそれはエアコン咳かもしれません!

 

エアコン咳は、珍しいものではなく、誰もがなる可能性があるんです。

処置をしないでいると、激しいせきで眠れなくなったり、ろっ骨を折ったり・・・

 

悪化すれば気管支喘息になることもあるため、咳が続くような状態なら、早めに呼吸器内科等、医療機関を受診してくださいね(2週間以上続いたら絶対に行きましょう)。

ちなみに気管支喘息の主な症状は、発作的におきる息苦しさ・ヒューヒュー・ゼーゼーといった咳がある、です。

重症な発作を起こすと死に至る場合もあるのでとても危険な病気なんです・・・

 

いずれにしても知らなかったでは済まされないので、自己判断せずに、怪しいと思ったらすぐ病院で検査です!

 

エアコン咳の対策や予防法は?

先ほど簡単な原因はさっと書いていますが、咳喘息の大きな原因はホコリ・カビ・冷気が含まれているエアコンの風です。

またその他の原因としてもダニ・花粉・天候や湿度の変化・ストレスなども挙げられますね。

 

外気と室内の寒暖差が激しいと、気道の粘膜が過敏になります。

過敏になっているところに、ホコリやカビ、冷気といった刺激が一気に加わるので咳が出るようになるのです。

夏型過敏性肺炎は、「トリコスポロン」という種類のカビが吸い込むことが原因とされています。

トリコスポロンを繰り返し吸いこむことで、肺がアレルギー反応を起こしてしまい、咳が出るようになります。

このトリコスポロンもエアコンから出てきているんです!

 

エアコンを付けたらエアコン咳になる、でも付けないと暑い・・・

でも大丈夫です!

キチンと対策をすればエアコン咳にはなりにくいのです!

 


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対策として、

エアコン咳の対策と予防法!
・エアコンを定期的に掃除する・外出の際などタイマー設定をした上で15分程度送風モードで運転し、エアコン本体を乾燥させる(内部のカビの繁殖を防ぐため)

・エアコンの温度をあまり下げすぎない(寒暖差が激しいと気道を刺激してせきが出やすくなるため)

などが挙げられます。

エアコン咳になって苦しい思いをすることを考えたら絶対する価値アリです!

 

参考までに、業者によるエアコンのクリーニングの大体の相場ですが、

・一般家庭で使われている壁掛けタイプのエアコンなら1万円前後・室外機については、オプションで5,000円~10,000円程度

ですね。

毎年頼めればいいですが、何年かに一回は業者によるエアコンの分解クリーニングもやるようにすればより安心ですね。

 

エアコンのイヤなにおいが気になる人は、「エアコンを窓全開にして、16度で1時間つける」という方法をお試しあれ。


家庭でできるフィルター洗いや、エアコンについている内部クリーン機能を使っても取れないエアコンの風の臭いが改善します。

低い温度でエアコンを回すことで、内部で結露した水にイヤな臭い成分が溶け込んで洗い流される…、という仕組みです。

ちょっとだけ電気代はかかるかもしれませんが、カビではなく臭いを何とかしたくてクリーニングを頼もうとしているならやってみる価値アリの方法です!

まとめ

エアコンはありがたい存在ですが、手入れなどを怠ると大変なことになるとわかりました・・・

たまに掃除する時など、ホコリまみれだったりしますよね。見て見ぬフリをせずにしっかりやることが大事です。

必要な対策をキチンとして、エアコン咳知らずの快適な夏を過ごしましょう!

私の職場にも1か月以上乾いた咳をしている人がいるので、エアコン咳のことを教えようと思います。


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