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口永良部島(読み方:くちのえらぶじま)が2015年以来の噴火が、2018年12月18日の爆発的噴火、2019年1月17日と続いています。
今回は、口永良部島のライブカメラ動画や噴火動画(過去)、現在の様子や噴火警戒レベルについてまとめたいと思います。
C O N T E N T S
口永良部島のライブカメラや動画、現在の様子は?
噴火が気になる口永良部島の状況については、気象庁のライブカメラがあるので現在の様子をリアルタイムで見られます。
なお、口永良部島の最新情報は気象庁の以下のページで確認することができますよ。
「噴火警戒レベルは3」ですね。
気象庁のライブカメラは2箇所に設置されています。
・口永良部島 本村西
・口永良部島 屋久島永田
本村西に設置されているライブカメラの映像をご覧ください。
気象庁の観測によると、2018年8月15日水曜日の0時頃から火山性地震が増加し、37回も発生したとのことです。
火山性地震の増加が見られる他に火山ガスも発生していることが確認されており、火山活動がかなり活発になっていることが伺えますね。
火山性地震の状況などふくめ前回の噴火との類似性が指摘されており、、噴火警戒レベルが4に引き上げられたという事情があります。
レベル4なので、今すぐ避難!ということではなく、避難の準備をしてください、という内容です。
口永良部島の現在の様子をライブカメラ動画でチェックしつつ、噴火警戒レベルにも注意が必要です。
口永良部島の過去の噴火動画
口永良部島は1980年以降だと、1980年、2014年、2015年の3回新岳で噴火しています。
(1960年代は3回、1970年代は4回噴火)
1980年から2014年までは24年の間隔が空いていたのに、今回は3年しか経過していないので気象庁もかなりの警戒感を持っていると思われます。
1980年の噴火は「水蒸気爆発」というタイプの噴火でした。
コトバンクによると、
地下水が水蒸気噴火の用語解説 – マグマの熱で付近の地下水が気化し、大量の水蒸気が発生して圧力が急速に上昇することによって起こる現象。
火口付近の岩石が砕け、噴石や火山灰として飛散する。
水蒸気爆発では、水が水蒸気になることで体積が1,700倍という圧倒的な膨張をすることで急激に圧力が高まり、周囲の岩石などを巻き込んで爆発します。
噴火警戒レベルは、今回よりも低いレベル3で、入山規制がされました。
2014年の噴火の動画を御覧いただきたいと思いますが、もくもく盛り上がる噴煙はかなりインパクトがあります。
それでは2014年の水蒸気爆発の動画をどうぞ。
次に2015年5月29日の口永良部島新岳の噴火の動画です。
爆発的噴火の言葉通り、噴煙がものすごい勢いで空に向かって広がっていく様子は怖いですね。
自然の驚異を感じさせるのに十分な迫力です。
火砕流も発生して海岸まで到達しています。
噴火警戒レベルは最高レベルの5で、危険な地域ではすべての住民が避難するよう指示が出されました。
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口永良部島の噴火警戒レベルと避難状況
2019年1月17日時点の口永良部島の現在の噴火警戒レベルは「3」です。
下の図は気象庁による噴火警戒レベルの説明表ですが、レベル4の上にはレベル5しかありません。もう逃げる以外ないというレベルです。
2019年1月17日の噴火に関しては、鹿児島県屋久島町に対して、火口周辺で入山規制などの警戒をしてください、という内容のメッセージが出されています。
また、防災無線による避難の呼びかけも行われ、71世帯109人の島民の皆さんは役場職員・消防団員の皆さんの誘導により避難しているとのことです。
まとめ
これまで噴火を繰り返してきている口永良部島。
火山の活発な活動が2018年8月以降続いているので、まだ警戒が必要そうです。どこまで今回の噴火が続くのかまだ分かりませんが、できるだけ早く落ち着き、通常の生活に戻れるようになることを願います。
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