スポンサーリンク
藤井聡太さんは将棋で最年少七段昇進の記録を更新しました。
次々と将棋界の最年少記録を塗り替えている藤井聡太さんには、八段昇段の最年少記録も期待されています。
今回は、藤井聡太さんの八段に昇段するための条件とこれまでの最年少記録を紹介します!
追い風が吹くように八段昇段の条件が増えてますので要チェックですよ。
C O N T E N T S
藤井聡太さんの最年少八段昇段条件と予想
【速報】藤井聡太六段、史上最速・最年少での七段昇段を決める
竜王戦で船江恒平六段に勝利し、プロ入り後最速の1年7カ月、最年少の15歳9カ月で七段昇段を決めた。これまで加藤一二三九段が保持していた2年8カ月、17歳3カ月を大幅に上回った。 pic.twitter.com/rA6g7WRdLz
— ライブドアニュース (@livedoornews) May 18, 2018
藤井聡太さんには最年少での八段昇段が期待されていますが、将棋連盟が定める八段昇段の条件は以下の4つのうち、いずれかを満たした場合です。
2.七段昇段後公式戦190勝
3.竜王位1期獲得
4.タイトル2期獲得(2018年6月1日から追加!)
藤井聡太さんの八段昇段の条件を順番に解説したいと思います。
1.順位戦A級昇格
まず順位戦とは、名人に挑戦する資格を得るためのリーグ戦のことです。
順位戦はC2→C1→B2→B1→Aという順番で昇給する仕組みになっていて藤井聡太さんは現在C級1組にいます。
昇給は1年に1つしかできないので、藤井聡太さんがA級になるのは最短でも3年後になるのです。
2.七段昇段後公式戦190勝
つぎに公式戦190勝ですが、これも簡単ではありません。
藤井聡太さんは2017年度に61勝で「最多勝利賞」をとっていますが、このペースで勝ち続けてもやはり3年以上かかるのです。
3.竜王位1期獲得
そしてもっとも早く八段昇段を達成できそうなので「竜王位1期獲得」です。
竜王位を獲得できれば2018年内に最速で八段昇段が実現します!
竜王位とは将棋界最高峰のタイトルのことで、リーグ戦とトーナメント戦を勝ち上がることで、誰でも竜王への挑戦権を獲得できる可能性があります。
そして藤井聡太さんは竜王戦のリーグを勝ち上がっているので、このまま勝ち続ければ今年度中に竜王戦のタイトルに挑戦する可能性があるのです。
現在、竜王位を持っているのはあの羽生善治さんです。
羽生善治さんと藤井聡太さんはこれまでに非公式戦を含めて3回対局をしていて、通算成績は藤井聡太が2勝1敗で勝ち越しています。
藤井聡太さんの実力派もはや将棋界トップとも言われていますし、本人も最年少記録を意識しているはずなので、竜王獲得に燃えているはずです。
もし藤井聡太さんが竜王に挑戦することになれば、羽生善治さんを倒してタイトルを獲得し、八段昇段を達成する可能性はかなり高いのではないでしょうか。
4.タイトル2期獲得
今回2018年6月1日から新しく追加されることになった八段昇段4番目の条件です。
八段への条件が一つ増えたことで、藤井聡太さんの最年少八段昇段は近づいたと言えますね。
将棋のタイトル戦としては、8つがあります。
竜王戦
名人戦
叡王戦
王位戦
王座戦
棋王戦
王将戦
ヒューリック杯棋聖戦
このうち、竜王戦を除く7つのタイトルのうち、2つを獲れば八段昇進が決まるということですね。
最高のタイトルと言われる竜王位を獲るのも羽生さん相手で手ごわいですが、その他にも並み居る強豪を相手に2つのタイトルを取るというのも相当たいへんそうです。。。
藤井聡太さんのこれまでの最年少昇段記録
【速報】藤井聡太六段、史上最速・最年少での七段昇段を決める
竜王戦で船江恒平六段に勝利し、プロ入り後最速の1年7カ月、最年少の15歳9カ月で七段昇段を決めた。これまで加藤一二三九段が保持していた2年8カ月、17歳3カ月を大幅に上回った。 pic.twitter.com/rA6g7WRdLz
— ライブドアニュース (@livedoornews) May 18, 2018
藤井聡太さんは、14歳2ヶ月というプロ入り最年少記録からはじまり、初勝利、通算50勝、一般棋戦優勝などの最年少記録をもっています。
これまでに中学生でプロ棋士になった人は5人しかいないのですが、その中には誰もが知る羽生善治永世七冠や、「魔太郎」の愛称で親しまれている永世竜王の渡辺明さんなどがいます。
あ、ちなみに「魔太郎」は藤子不二雄A先生によるホラー漫画「魔太郎が来る!!」の主人公です。大変いい味わいのキャラクターです。
ちなみに若い頃の渡辺明さんに似てるんですね。写真はこちら。
【在庫あり/即出荷可】【新品】魔太郎がくる!! [新装版] (1-12巻 全巻) 全巻セット
魔太郎が好きなので脱線してしまいました。
さて、藤井さん以外の4人は全員タイトルを獲得しているので、その4人よりも早くプロ入りした藤井聡太さんもタイトル獲得間違いなしと期待されているのです。
そして藤井聡太さんは、六段昇段15歳6ヶ月、七段昇段15歳9ヶ月という最年少記録ももっています。
藤井聡太さんが破るまでの七段昇段の最年少記録は、加藤一二三さんが昭和32年に達成した17歳3か月です。
前の記録保持者である加藤一二三さんは、最近ではバラエティ番組などで「ひふみん」の愛称で親しまれていますね!
平成30年叙勲 勲章伝達式🎖に参りました。
このたび春の叙勲で旭日小綬章を受章いたしました。 pic.twitter.com/LnQUohyQ74— ひふみん@聡太七段おめでとうございます‼️ (@hifumikato) 2018年5月11日
今ではかわいいおじいちゃんキャラとして愛されている加藤一二三ですが将棋界の元祖大天才で、実はプロ入り最年少記録も藤井聡太さんが更新するまでは加藤一二三さんが記録保持者だったのです。
そんな加藤一二三さんも、藤井聡太さんの7段昇段に対して「見事の一字」と称しています。
加藤一二三さんは藤井聡太さんの快挙を以下のようにツイートしています。
藤井聡太六段の史上最年少・史上最速での七段昇段達成の快挙を、61年前に同じ記録を持っていたものとして、心から讃えたいと思います。15歳にして既に一流の域に到達した実力を今後も存分に発揮して、さらなる高みを目指し自在に羽ばたいてほしいと願っております。
おめでとう㊗️聡太‼️
加藤一二三— ひふみん@聡太七段おめでとうございます‼️ (@hifumikato) 2018年5月18日
ネットの反応
藤井聡太さんの七段昇段についてのネットの反応を紹介します。
「名人、竜王などの並み居る強豪を倒しての昇段だからすごい!」
「藤井君がタイトル挑戦したらあっさりとりそう。」
「このまま最短で竜王とってほしい!」
「八段になることは通過点に過ぎない。これからもがんばって。」
「タイトル近づくと相手が強くなるからこれまでみたいには勝てないかもね」
「八段昇段よりまえにタイトルとるかもね」
「タイトルとったら藤井聡太名人とかの呼び名になるから八段ってよばれないかも?w」
「タイトル戦の羽生さんは強いからそう簡単には八段にはなれないでしょ」
「最年少記録もすごいけど、年齢関係なく強すぎる」
「タイトル3期獲得で九段になるから、もしかしたら八段は飛び級しちゃんじゃない?」
まとめ
藤井聡太さんは、数々の最年少記録からもわかるとおり、これまでの将棋界の歴史や常識を覆してきました。
すでにタイトル保持者やA級棋士にも公式戦で勝っているので、今年中に竜王への挑戦権を獲得する可能性は十分あると思います。
将棋界最高峰のタイトルである竜王で、藤井聡太さんと羽生善治さんとの対局が行われることを楽しみにしておきましょう!
スポンサーリンク
この記事へのコメントはありません。