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アメリカ陸上短距離界のスター、タイソン・ゲイ選手が緊急来日し、テレビ朝日『ビートたけしのスポーツ大将』に出演するということで話題になってますね!
陸上の現役選手としては100m短距離走の最高記録保持者ですが、浮き沈みのある人生を送ってきました。
今回はタイソン・ゲイ選手の現在やドーピング疑惑、娘さんの突然の死、自己ベスト記録をウサイン・ボルト選手と比較してまとめたいと思います!
C O N T E N T S
タイソン・ゲイプロフィール
“現役最速の男”タイソン・ゲイと陸上100m対決、中学生最強ピッチャーVSプロ野球“レジェンド”OBも 「スポーツ大将」 https://t.co/e4cE9MgPDt #森渉 #野村祐希 #スポーツ大将 pic.twitter.com/mKfs5L5T5h
— music.jpニュース (@musicjpnews_mti) 2018年5月5日
まず初めに、タイソン・ゲイ選手のプロフィールからご紹介していきます。
名前:タイソン・ゲイ
出身地:アメリカ合衆国 フロリダ州クレルモン
生年月日:1982年08月09日(35歳)
身長:180センチ
体重:75キロ
幼いときは野球クラブに所属していましたが、15歳の時にお姉さんの影響で陸上を始めています。
高校生でも陸上部に所属して、100mで3年間1位の座(ケンタッキー州)を保持し続けるなど、早くから才能を発揮していました。
後にウサイン・ボルト選手が最も恐れる選手となりましたが、その片鱗は高校時代にすでに現れていたんですね。
大学進学時には強豪校からのスカウトはなかったものの、バートン・コミュニティ大学(2年制)のコーチだったランス・ブラウマン氏に声をかけてもらい、入学。
1回生時にJUCOという2年制大学の全国大会で100mと200mの2冠を達成しています。
2007年の世界陸上で才能が爆発し、100m、200m、4×100m(第3走者)それぞれで金メダルを獲得!
モーリス・グリーン以来の世界陸上3冠を果たすなど大躍進しました。
2012年にはロンドンオリンピックに出場し、4×100m(第3走者)で2位になり、初のオリンピックメダル(銀メダル)を獲得しています。
タイソン・ゲイの現在はドーピングで引退?
陸上のタイソン・ゲイがボブスレー挑戦、米国代表入りを目指す https://t.co/u3HT1ByTeN pic.twitter.com/XTmG6X8bVf
— AFPBB News スポーツ (@afpbb_spo) 2016年9月21日
しかし、翌2013年にロンドンオリンピックでの薬物規定違反が発覚(ドーピング)。
銀メダルをはく奪され、さらに1年間の出場停止処分。。。
禁止薬物を使用したことにより、2012年7月15日以降(ロンドンオリンピック前より)の記録は全て抹消されることとなってしまいました。
タイソン・ゲイ選手は、筋肉増強剤アナボリックステロイドの一種で陽性反応が出たのですが、故意に摂取はしていないと否認。
真実は本人しか知りませんし、検査の対象や基準が妥当なのかも外野の私には分かりません。
検査があるのは分かっているのにバレるようなことをする人がいるのかな?と素朴に思ってしまいますね。
タイソン・ゲイ選手はドーピング発覚後引退したのか?
2013年のドーピング発覚後、タイソン・ゲイ選手は引退したのか気になりました。
しかし、幸い引退はせず、2016年リオオリンピックにも4×100mリレーで出場し、今度は銅メダル獲得!
が、バトンミスによりチームが失格!となっています。
やっぱりというと失礼ですが、天国と地獄を行ったり来たりな感じですね。
タイソン・ゲイ選手、ボブスレーに挑戦!
リオオリンピック後、タイソン・ゲイ選手はなんと「ボブスレー」で冬季オリンピックを目指すことが明らかに!
まったく目が離せない人ですね。
ボブスレーとは?
「氷上のF1」といわれるスポーツで、男子2人乗り、4人乗り、女子2人乗りの3種目があります。
200㎏前後のそりを押して、乗り込み、コースを滑走しタイムを競うスポーツです。
体重、ダッシュ力が必要となってくるスポーツなので、陸上の短距離選手やラグビー選手などがのちに競技をする方が増えています。
同じく陸上選手のライアン・ベイリー選手と共にボブスレーをしようと決心したわけですが、両選手とも恵まれた体でボブスレーには有利。
タイソン・ゲイ選手は100m9秒台、身長180センチ、体重79キロ、ライアン・ベイリー選手は100m9秒台、身長193センチ、体重102キロの二人ならまさにうってつけのスポーツだといえます。
しかし、2018年ピョンチャンオリンピックのアメリカボブスレー代表にタイソン・ゲイ選手の名前はありませんでした。。。
大変残念です。
タイソン・ゲイの自己ベスト記録とボルトとの比較
あのウサイン・ボルト選手が恐れた男として有名なタイソン・ゲイ選手。
それほどまでの実力の持ち主のタイソン・ゲイ選手が過去に出した自己ベストをご紹介するとともに、ウサイン・ボルト選手との比較をしていきたいと思います。
種目 | タイソン・ゲイ | ウサイン・ボルト |
100m | 9.69秒(2009年) | 9.58秒(2009年) |
200m | 19.58秒(2009年) | 19.19秒(2009秒) |
100m、200mともウサイン・ボルト選手が記録で上回っています。
しかし、記録自体は間違いく立派な記録です。
なお、タイソン・ゲイ選手は2009年ベルリン世界選手権において100mの自己ベストを記録しています。
ウサイン・ボルト選手に100mで勝つことを決意し、100m一本に絞って出場したことの大会で、タイソン・ゲイ選手は9.71秒という大記録を出しました!
ですが、一緒に決勝のレースを走ったウサイン・ボルト選手はそれを大きく上回る9.58秒という世界記録をたたき出すのでした。。。
すごい記録を出したのに、同じ時代にウサイン・ボルト選手がいたことは不運としか言いようがありません。
そして、タイソン・ゲイ選手にとって、ウサイン・ボルト選手に敗れることよりつらく悲しい不運な出来事が数年後に待っていました。
2016年に、当時15歳の娘・トリニティさんがレストランの駐車場で発生した銃撃戦に巻き込まれて死んでしまったのです。。。
娘のトリニティさんも高校で陸上をやっていて、タイソン・ゲイ選手も将来を楽しみにしていたでしょうから、この悲運には何ともコメントのしようがありません。
なお、タイソン・ゲイ選手は2018年現在も陸上の引退は表明していません。
30台半ばとなりましたが、これからもまだ走るような気がします。
まとめ
タイソン・ゲイ選手についてここまで見てきました。
陸上の実力に恵まれながら、不運なこと、悲しいことがたくさんある人生は映画のようだなと感じました。
いろいろなことを乗り越えながら、走り続けるタイソン・ゲイ選手をこれからも応援していきたいと思います。
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